普段何気なく飲んでいる缶コーヒーやコンビニコーヒー、カフェのコーヒーなどは、私たちが飲むまでの状態に至るにはいくつかの工程を経ています。
その中でも、焙煎コーヒー豆を挽く工程は、風味にも影響するため、しっかりコツを知っておくと良いでしょう。
はじめに用意するもの
コーヒー豆を挽く道具「ミル」
豆を挽く専用の道具「コーヒーミル」を使って行います。手動ミルと電動ミルがあるので、お好きな方を選んで買いましょう!
手動タイプで十分ですが、大人数分の抽出をする場合は、電動タイプが便利です。
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焙煎コーヒー豆
好みの焙煎コーヒー豆を用意します。
カルディなら豆の状態で売られているので、スタッフさんに聞いてお好みのものを買ってみるのがおすすめ!
コーヒー豆を挽く時の3つのポイント
コーヒーを飲む直前に豆を挽くのがポイントです!
コーヒー豆は粉砕すると湿気を吸いやすく、酸素に触れるため酸化による劣化が進みます。
コーヒー粒の大きさが均一にならないと味にムラがでてしまいます。
特に、手動タイプはバラツキがでやすいため、なるべく均一な粒の大きさになるよう調節しましょう!
コーヒー豆の挽き方手順
【1】ミルに必要な分のコーヒー豆を入れる
1人分のコーヒー抽出には、約10g程度のコーヒー粉を使うので、1杯分なら10gのコーヒー豆をれましょう。
メジャースプーンがあれば、計測して入れられますよ!
【2】グラインドする
手動式ミルの場合、摩擦熱が生じないようゆっくりハンドルを回して挽きます。
ガリガリと無理な音がする場合、粒が不揃いなりやすいため、器具を清掃するなどして、軽く回して使えるようにしておきましょう。
挽いてもらった焙煎コーヒーの美味しい淹れ方は下記ページにまとめてあります。
こだわりUP!コーヒーの挽き方による違いを知る
コーヒー豆の挽きは、大きくわけて5種類。挽いた豆の大きさによって分類されます。
どの挽きにするかは、使うコーヒー器具、抽出方法によって変わります。
挽き方 | 見た目 | 味 | 器具・抽出方法 |
---|---|---|---|
極細挽き | 上白糖位の大きさ パウダー状 |
苦味がとても強い | エスプレッソ・ターキッシュコーヒー |
細挽き | グラニュー糖位の大きさ 粒がとても細かい |
苦味とコクが強く、酸味が少ない | エスプレッソ・水だし |
中細挽き | 中挽きと細挽きの中間の大きさ 市販のレギュラーコーヒーに多い挽き方 |
苦味と酸味のバランスが良い味 | ペーパードリップ・コーヒーメーカー |
中挽き | ザラメ糖とグラニュー糖の中間くらいの大きさ | 酸味がありスッキリとした味 | サイフォン・ネルドリップ |
粗挽き | ザラメ糖位の大きさ 粒は粗め |
酸味が強く、苦みが少ない味 | パーコレーター、煮出し |
コーヒー豆は成分をじっくり抽出するとコクや苦味が出やすくなり、反対に、さっと抽出すると酸味が出やすくなります。
さいごに
電動・手動に関わらず、ミルは日ごろから清掃するようにしましょう。
ミルに粉が残ると酸化し風味を損なってしまいます。特に、油分が多い深入り豆などは、油が残って詰まりの原因にもなります。
コーヒー豆を挽く工程では、ドリップ方法も考えて行う必要があります。グラインドとドリッピングセットで進めると、より美味しく飲む事ができますね。